事業者を訴える(民事訴訟)

計画を進める事業者である神戸製鋼、その子会社のコベルコパワー神戸第二、電気を購入する関西電力に対して、発電所の建設と稼働をやめるよう求めています。

なぜ、訴えるのか?

1.きれいな空気のもとで健康的に生きる権利(健康平穏生活権)が侵害されるから

石炭火力発電所は、硫黄酸化物や窒素酸化物、PM2.5などの、私たちの体に有害な大気汚染物質を大量に排出します。これによって近隣住民の健康が脅かされます。

2.将来の地球温暖化の影響リスクにおびやかされず、安定した気候のもとでくらす権利(安定気候享受権)が侵害されるから

石炭火力発電所は、大量のCO2を排出し、地球温暖化を悪化させます。その量は年間692 万トン。これは、世界のエネルギーからのCO2排出の5000分の1、日本の温室効果ガス排出量全体の6%程度、150万世帯分のCO2排出量に相当します。

スケジュール(経緯と予定)

2019年10月15日 第5回期日(神戸地方裁判所101号法廷)
2019年8月20日 第4回期日(神戸地方裁判所101号法廷)
2019年5月28日  第3回期日(神戸地方裁判所101号法廷)
2019年3月13日   第2回期日(神戸地方裁判所101号法廷)
2018年12月19日 第1回期日(神戸地方裁判所)
2018年9月14日  
民事差し止め訴訟提起(神戸地方裁判所)

kobe-climate-case-civil-suit